こんにちはEarth Giftです。
アメリカでは最近また感染者数が増え、コロナ渦の自粛生活で時間が余り、アロマをもっと深く学習したいな、という方も多いかも知れませんね。以前、アメリカでのアロマの資格や学校についてご紹介しましたが、今日は、アロマの資格ではなく、アロマに関する特定の分野を学びたい方向けに、アメリカのアロマ界で有名な先生方や、コースの内容なども、これまでの体験に基づいて深ぼってご紹介していこうと思います。
1, アロマを学ぶ上で大切なこと
・資格はただの肩書
・自分が何が得意で何が好きなのか?を見つけることが大事
2, アメリカの有名&おすすめ講師の紹介
・ロバート・ティスランド氏
・ジェード・シューツさん
・アンドレア・バエさん
・シーラ&ニッサ・シェパード−ハンガーさん
・ティム・ミラー氏
・ドクターZ & ママZ
3, 学校や講座内容の解説
・ティスランドインスティチュート(TI)
・アロマティックスタディース(Aromatic Studies)
・アロマヘッド・インスティチュート(Aromahead Institute)
・アトランティック・インスティチュート(Atlantic Institute of Aromatherapy)
・ナチュロパシックCE(Naturopathic CE)
・ナチュラルリビングファミリー(Natural Living Family)
4, まとめ
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アロマを学ぶ前に自分が何を特に学びたいかを決めよう
本題の前に、賛否両論あることだと思いますが、一発信者として個人的な経験も兼ねて、アロマを学ぶ上で最も大切だなと思うことを話したいと思います。
資格はただの肩書
アメリカのアロマ界にマルチレベルマーケティング(MLM)の精油(ドテラ社やヤングリビング社)が参入し、大きな話題になったのは2012年頃からだったと思います。
それ以前からアロマのMLMはありましたし、それらに対する賛否両論がありました。私がマッサージスクールで学んでいたときも、ヤングリビングやドテラの精油が話題になることも有りました。
ですが、ドテラ社が大きくなり始め、Facebookでもアロマに関するグループが多くなり、便乗するかのごとく、アロマビジネスが多くなり始めたのはその頃だったように思います。
SNS上では様々なディスカッションが開かれていましたが、やっぱり一番目にするようになったのは、
“アロマの資格もないのに精油を安易に使ったりするのは良くない”
といったことだったんですね。特に、これまで講師として肩書のある、アロマ界では有名な方も実名でそういった書き込みをされていましたので、そこそこ深刻な内容のトピックが多くありました。
そういった感じで、MLM VS 反MLM の派閥のようなものができていたと思いますし、それは今でも残っているのかな、と思います。
アロマを始めた当時、私はアロマの資格はなく、金銭的にも高いな、と思っていたのでとりあえず独学をしていました。ですが徐々に、自分が学んでいることがどの程度のレベルなのか、的外れな勉強をしていないだろうか?など、様々な疑問が浮かぶようになり、もっとメディカルアロマを追求したい、という思いから、NAHA協会のカリキュラムを教えているスクールでオンライン受講しました。
資格を取って良かったか?といえば、答えはもちろんイエスです。
やはり自分の独学力では得られなかったことが多く学べたことや、一番受けて良かったなと思ったのは、先生個人の体験談やレシピ、マンツーマンでのレッスンが得られたこと。それは他校では得られないとても貴重な情報です。そしてそれは今でも、アロマの実践に役に立っているんですね。
じゃあ、アロマを学ぶ人や使う人、教える人でさえ、全員がアロマの資格を取得する必要があるか、と聞かれれば、それに関しては答えはNOだと思っています。
実はこの考えは、今も昔も変わっていないんです。資格はただの肩書であって、資格を持っている人=アロマの経験豊富、熟知した人、であるわけではないと思いますし、資格といえど民間の認定証であることには変わりなく、それがあるからと言って、一歩アロマ界から外れれば、世間一般にはなんの効力もないんですよね。ちょっと悲しいですけどね。
私もアロママニアとして、ベルガモットの精油にはこんな効果があって、こういう成分がこう働くんです!と力説して歩きたいですが、アロマに興味もない一般人がそれを聞いたところで、何だこの胡散臭い人は。。と思うものです^^
自分が何が得意で何が好きなのか?を見つけることが大事
もちろん、資格を取ることを否定しているのではないです。当然ないよりはあったほうが、周りからの信頼はすぐ得られやすい傾向はあると思います。まず、アロマについて何も知らないから気軽に受けてみよう!という感じで受けるのはありだと思います。
ですが、もし資格を取る理由が、資格を持たずアロマを使うと白い目で見られるからとか、資格がないとアロマを教えられないと暗黙の了解で感じている、という場合は、もう少し考えてほしいなと思います。
アメリカには有名なアロマ講師ってたくさんいるんですが、実はそういった教育者でさえ、アロマの資格をそもそも持っていないことは多いんですね。
例えば、アロマ界のパイオニア、ロバート・ティスランド氏は、誰もが知る有名な教育者ですが、彼はアロマの資格は持っていませんし、彼の奥様のハナさんも、アロマの知識もとても豊富で、これまで様々な経験をお持ちの方ですが、アロマの資格というものは有りません。
そしてアロマ界の有名化学者、ロバート・パパス氏も同じです。彼なんておそらく、アメリカのアロマの資格が何なのか詳しく知っているのか疑問なくらいです^^;
要は、自分にはどんな経験があって、どんなことに特化して学んできたのか?ということが重要なのかなって思うんですよ。
もしこれからアロマを学びたいと考えている方は、本来自分の目的は何なのか、とか、アロマのどういったことが好きなのか?を決めてから受講してほしいんですね。なぜなら、アロマの先生って全員違うので、受ける先生によって何に特化しているのかが変わってくるからなんですね。
今後アロマのMLMビジネスに参加したい場合でも、例えばアロマクラフト、スキンケアに特化して学びたいなら、そういったクラスや得意な先生が良いですよね。また、将来美容系のサロンを開いてアロマを取り入れたいとかの場合、そういったサロンビジネスも一緒に教えてくれる学校も良いと思います。
あとは、もっと治療を目的としたメディカルアロマを学びたい場合は、より薬効を意識した知識や、効率の良い安全な使い方を学ぶ必要がありますね。ちなみに、私Earth Giftはこの部類かなって思っています。
あとは、精油のブレンドスキルっていうのは、これは一つの職業とすら思いますね。それくらい、ブレンド術って難しいですし、その方の個性やセンスっていうものがとても反映されるんですよ。アロマのブレンドアーティストなんかもかっこいいですね^^
せっかく高い学費を払うなら、資格の有無よりも、将来の自分のプラスになる要素が多い方法を選んでほしいと思います。特にどんなことを学びたいか、そもそもアイディアがないよ、という方も、まずこの記事を読んでアイディアだけでも取り入れてほしいなと思います。
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アメリカで有名なおすすめアロマ講師の紹介
では、ここから本題ということで、アメリカで有名&おすすめのアロマ講師をご紹介します。
② ジェード・シューツさん
③ アンドレア・バエさん
④ シーラ&ニッサ・シェパード−ハンガーさん
⑤ ティム・ミラー氏
⑥ ドクターZ & ママZ
上記以外にも、たくさんの素晴らしい教育者が活動しておりますが、特に私が知っている方々をピックアップしてご紹介しています。では一人ずつ見ていきましょう。
ロバート・ティスランド氏
ティスランド氏はアメリカのアロマ界のパイオニアでもある方で、アロマセラピストで知らない人はいないほどの実力者ですね。ティスランド氏は40年以上の経験を持つ、エッセンシャルオイルの科学な視点で研究、分析し、それを教える教育者でもあります。英国、米国をはじめ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ、アジア諸国でスピーカとして世界中を周っています。
1977年の最初の本、The Art of Aromatherapy: The Healing and Beautifying Properties of the Essential Oils of Flowers and Herbsは精油の基礎や、スピリチュアルな内容など幅広く書かれていて、アロマを始めたばかりの方にはおすすめの本の一つです。
そして、アロマセラピストのバイブルとも言われる、エッセンシャルオイルの安全な使用に関する辞典、Essential Oil Safety: A Guide for Health Care Professionalsの著作者の一人です。ティスランド氏のスクールは全てオンラインで、Tisserand Instituteという名称で運営されています。アロマセラピストの資格コースのようなものはありませんが、安全性の講座を始め、様々なコースや、多くの専門家講師が携わっています。
ジェード・シューツさん
ジェードさんを初めて知ったのは、私が資格コースを取り終えた後、もっと詳しい実践方法が学びたい、と思ったことで探していた2013年でした。
当時、精油の薬理効果をもっと知りたいとか、ブレンド術がとても難しく感じていて、ブレンドは今でも日々学んでいることですが、もう少しブレンドに特化ものがないかな、って見ていたときに辿り着いたのがジェードさんの“Dynamic Blending”の教科書だったんです。
教科書は少し割高に思っていましたが、実際見てみると、精油やキャリアオイルのモノグラムを始め、ジェードさんの体験談、アロマクラフトの論理など、これまで見たことがないほど詳しい実践方法が学べ、とても感動したことを覚えています。
それ以来、ジェードさんのファンになり、いくつか書物や講義を受け、今でも非常に役に立っています。2014年には、アロマ界の論争の根源である、MLM vs 反MLMの問題を解決すべく、ドテラの本社に訪れ、MLMビジネスを採用するアロマ会社の真相はどうなのか、ドテラ社の真っ直ぐな思いををアロマ界に広めてくれた革命者とも言えます。本当に大好きな尊敬するアロマ講師の一人です。
現在は、Aromatic Studiesという学校を運営しており、アロマセラピスト認定コースや、専門講義、単発のクラスまで多数取り揃えています。
アンドレア・バエさん
アンドレアさんは、学校はAromahead、精油などのショップはAromatic Internationalを運営されており、以前、ロバート・ティスランド氏と共同で、精油の成分の研究文献のサブスクリプションをされていたりと、アロマ界ではとても有名な方です。
アンドレアさんを知ったのは、アロマセラピーの資格コースを学んでいた当時、Youtubeか何かの動画で、アンドレアさんのブレンドのレシピやクラフト作りの参考にしていました。すごく優しい話し方で、説明も分かりやすいので、一緒に作りたくなるような内容が多いですね。
例えばこんな感じです:
グレープフルーツとフランキンセンスのソルトスクラブですね。とても簡単なのに、久しぶりに作ってみたくなりましたね^^
アンドレアさんは世界を回って、芳香植物や精油など、“香り”というもののセンスが高く、研究や発見をすることが好きな方なんだなと思いました。
私自身、アンドレアさんの書物やブログを読んだり、無料講義に参加したことしかないのですが、私が資格コースを取ったときの先生が、もともとアンドレアさんが先生だったそうで、先生のブレンドレシピはかなりユニークで、今でもそのレシピは大切に使っているんですね。
アンドレアさんはアロマで何かを作ったり、ブレンドが特に得意です。ぜひ他のYoutubeも見てみてくださいね。
シーラ&ニッサ・シェパード−ハンガーさん
シーラさん(お母さん)、ニッサさん(娘さん)は親子でアロマスクール(Atlantic Institute of Aromatherapy)を運営しており、シーラさんはロバート・パパス氏と一緒に研究事業をするなどでアロマ界でも有名な方です。
シーラさんはちょっぴり魔女のような髪型で、声も深みのある穏やかな方で、教え方に説得力のある方なんですね。シーラさんはわりと論理的にアロマセラピーを解説されるので、私のように、科学的根拠や理由が知りたい方にはとてもおすすめの先生。
こちらがAtlantic Institute of AromatherapyのYouTubeです。
こちらは痛みとアロマセラピーについての動画です。お二人ともとても仲が良いんですよ。
シーラさんの書物はとても専門的で難しいです。とはいえ、ガチガチの座学知識だけを教えているのではなく、実際に精油を取って、香りを確かめながら、論理も学べるので、実践的でもあります。特に、実践的な部分ではニッサさんが得意です。
少し前にお父様の身内の不幸があり、一時休業などもされていましたが、今は再開され、とても仲の良いご家族で、学びながらいつも癒やされます^^
ティム・ミラー氏
ミラー氏はあまり私のブログでは見たことがないかと思いますが、ライセンスを持った自然療法士で有機化学の講師の方です。
本当は、尊敬するロバート・パパス氏と迷ったのですが、おすすめのクラスとなるとティムさんのほうが楽しいんですよね^^; もちろん、パパス氏も素晴らしい化学者であり、講師です。
ティムさんは、自然療法のドクターでありながら、ご自身をアロマセラピー化学オタクと仰っていて、化学が嫌いな人を少しでも好きにさせようとする教え方をされるんですね。彼はNaturopathic CEという学校の講師の一人で、おそらく創始者でもあるのかなと思います。
ドクターZ & ママZ
ドクターZとママZの本名は、エリック・ジーリンスキーさんと、サブリナ・ジーリンスキーさん。ご夫婦でホリスティックウェルネスのビジネスを行っていて、もしかしたらアロマ以外で知っている方もいらっしゃると思います。
エリックさんは、カイロプラクティックのドクターで、サブリナさんは、フィットネス、マーシャルアーツのインストラクターをしています。二人は自然療法として、アロマセラピーだけでなく、栄養学や運動など、健康的なライフスタイルに関する情報を数々発信しています。
こちらが彼らのYouTubeです。
こちらは抹茶ラテの作り方を紹介されている動画です。抹茶の効果を英語で学べるのでぜひどうぞ^^ それにしても、なんていう美男美女カップル。。羨ましいですね!
彼らを知ったのは、2013年にフェイスブックのアロマコミュニティーで紹介されていたことでした。ちょうどドテラビジネスが流行りだした頃に有名になったので、最初はドテラのMLMビジネスをされている方だろうと思ったんですね。
ですがよく調べると、彼らはブランドフリーでアロマの効能や使い方を発信していて、彼らのバックグラウンドがフィットネスや自然療法からアロマ界に入った方々なので、従来のアロマセラピーから学んできた講師とは違った目線で情報発信していたんですね。
例えば、有害なケミカルだったり、リーキーガットなど、身体に悪いということは分かっていますし、アロマが効果があることもなんとなく理解できますが、それがなぜなのか?を科学的根拠を元に説明できるアロマ講師は少ないです。そこで、ドクターであるエリックさんが、そういったナチュラルヘルス界で話題になるような、噂や症状を医学的に解説し、その上で精油の効能や使い方も科学的根拠に基づき説明するので、アロマ界に新しい風をもたらした方でもあります。
彼の周りには医療関係者の方も多くや、シーラさんなどの有名なアロマ講師までも絶賛するほどの精油の知識をお持ちです。エリックさんはより科学的根拠に基づいた話、奥様のサブリナさんは、より実践的な部分でサポートしています。
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スクールや講座の紹介
では、先程ご紹介した講師のスクールや講座について、それぞれ解説していきます。
ティスランドインスティチュート(TI)
ティスランドインスティチュートは、ロバートティスランド氏のスクール(以下TI)で、ここでは認定アロマセラピストコースはありません。TIでは様々な専門家の方が携わっており、ティスランド夫妻を始め、学位を持ったバイオロジスト、ケミスト、そしてアロマクラフトやスキンケアに特化した講師などが、個々に専門分野に特化した講座を提供しています。
おすすめはなんと言ってもティスランド氏の“Essential oil safety”。精油の安全性といえばティスランド氏、と言っても過言ではないほど、彼は長年科学的根拠を基にした精油の安全性について教育しています。全てのアロマセラピストやプラクティショナーはもちろん、特に、患者やクライアントに対してアロマセラピーを行っていきたいなど、スパやクリニックビジネスをされているプロの方も受ける価値が高いです。
私が受けたのは2016年で、ファンダメンタル、安全性の講義などを受けましたが、アロマの資格を持っているのに学ぶことが多くて驚いたくらいでした。今は更にアップデートがあると思いますし、ぜひアロマ界に踏み入れるなら、一度はティスランド氏の講義は受けてみるのが良いと思います。ティスランド氏のアロマの安全性を学ぶための辞典、こちらはアロマ関連の最もおすすめの本トップ3に入ります。
確か、数年前に日本語版も出ましたね。TIのメルマガで紹介されていたときに、突然日本語が出てきて感動した記憶があります^^ メディカルハーブのプロ、林真一郎先生が翻訳されていたかと思います。日本在住の方はこちらをどうぞ:
Essential Oil Safety
どんな人におすすめ?:
全てのアロマセラピスト・プラクティショナー、スパやクリニック経営者
アロマティックスタディース(Aromatic Studies)
ここは、私の尊敬する教育者でもあり、アロマ界に革命をもたらしたジェード・シューツさんの学校(以下AS)です。ASでは認定アロマセラピストコースもありますが、単発コースや、専門に特化した講座もあります。
ジェードさん自身、始まりはアロママッサージに魅了され、アメリカ、イギリス、フランスに渡り、アロマセラピー、ハーバリズム、アーユルヴィーダなどをマスターされた、ホリスティックセラピーのプロなんですね。私はジェードさんの痒いところに手が届く教え方が好きです。
これってどういう理屈でこうなんだ?とか、これってこう言われているけど、本当はどうなんだろう?とか、精油に関することで、アロマの資格を持っていても疑問になるようなことってあると思います。ジェードさんご自身がアロマセラピストやハーバリストの過程を経てこられているので、同じルートでアロマセラピストやハーバリストになった方々が疑問に持つであろうことを、丁寧に解説してくださるんですよ。これがジェードさんのおすすめ理由です。
ASにはたくさんの講義がありますが、私のおすすめは、①“Aromatic Medicine Certificate Course:Aroma Level 3”および②“Aromatic Applications For The Skin”の2つです。
1つ目は、私が2016年に受けたときはフレンチアロマセラピーコースという別な名前だったのですが、1,2年前に大幅なアップデートがあり、それを含めたアロマを使ったレメディー専門のコースがこちらです。現在は、アロマレベル3という名前も付いていて、ASのアロマレベル1,2のコースの続編になっているので、一般募集としては、アロマレベル1,2を受けた方が受けるもの、となっています。
ですが、サイトをよく見ると、アロマレベル1,2を受けていないくても、もともとアロマに関するベースがあれば、誰でも受けられるようですね。こちらは主に、薬効を意識した効率の良いアロマの使い方やクラフト作り、症状に対するレシピなどを学びたい方にとてもおすすめです。
2つ目は、アロマクラフトの中でももう少し難易度の高い、軟膏、クリーム、ボディーバターなどを詳しく学習できるコースです。これは、アロマクラフトでビジネスをされたい方にはすっごくおすすめ。
皮膚の解剖学を始め、精油の肌へのリアクションや安全性の知識、そして、こういった類のクラフト作製も学べます。特に、乳化剤や、防腐剤、基材の配合のちょうど良い割合などをきちんと学びたい方は、ぜひこちらのコースを受けてみてくださいね。
①Aromatic Medicine Certificate Course:Aroma Level 3
②Aromatic Applications For The Skin
どんな人におすすめ?:
①アロマの薬効や症状に特化するレメディーレシピ、作製を学びたい方
②ワンランク上のアロマクラフトを学びたい方
アロマヘッド・インスティチュート(Aromahead Institute)
ここはアンドレアさんの学校ですが、こちらも認定アロマセラピストコース、その他様々な講座があります。ですが、個人的におすすめしたいのは、アンドレアさんのブレンドやクラフト作りなどの要素です。
おすすめ講義は、“Online Component Blending”。もちろん、認定セラピストコースでも、クラフト作りやレシピ、ブレンドなどは学べますが、ブレンド術に特化したい場合はこちらが良いですね。
ちなみに、セラピストコースにご興味があれば、無料ウェビナーも随時開催されています。
個人的におすすめなのは、アンドレアさんの書籍の一つ、"Essential Living: Aromatherapy Recipes for Health and Home" 。
おそらくアロマの初心者の方で、お家での使用方法やクラフト作製などを手軽に学習したい方は、この本だけで完結します。それくらい、アロマを使う上での必須事項や基礎知識が豊富です。そしてアンドレアさん体験談のお話、写真も多くあるので、見ていて楽しいですし、全くの初心者の方にもとても分かりやすいです。
アロマを手軽に使う人のためのベーシックな書籍は、他にも数多く出ていますが、こちらの書籍は、作者のアンドレアさん自身がアロマセラピストの講師なので、精油の安全な使い方の基礎がベースにあります。
ですので、難しい論理は興味ないけど、お家で安全に楽しくアロマを使用したい方、学生さんでアロマを学んでみたい方にはとてもおすすめです。学生さんのお子さんなどの贈り物にも最適だと思います。
ただ、個人的にはキンドル版がおすすめです。もともとキンドルにした理由は、書籍は大きさが真四角なので本棚に入りにくそう、と思ったことだったのですが、レビューを見ると、場合によって、文章中にブレがあったりするそうなので、キンドルが便利かなと思います。
Online Component Blending
どんな人におすすめ?:
クラフト作製や精油のブレンドスキルを高めたい方
アトランティック・インスティチュート(Atlantic Institute of Aromatherapy)
こちらは、シーラさん、ニッサさんの親子で経営されているスクールです。こちらでも、認定アロマセラピストコースがありますね。きっと素晴らしいんだろうなと思いますが、私がおすすめするのは、“Inner Sanctum Library”。
以前は、こちらのインナーサンクタムはサブスク型だったのですが、今年から完結したものをライブラリにして、ログインした方が随時見られるようになったみたいですね。私は2019年から、数ヶ月前に身内の事情で辞められるまで、お世話になっていました。
インナーサンクタムでは、たくさんの精油のデータシート、レシピはもちろん、シーラさんの精油の動画解説、そしてニッサさんのレシピ、ブレンドについての動画や瞑想動画。また、シーラさんのご自宅には大きな庭があって、そこで栽培しているハーブや芳香植物などの解説やツアーもとても楽しかったです。
あと、アメリカのアロマ界の事情に興味のある方は必見の、ニッサさんがアメリカで有名なアロマセラピストや教育者たちにインタビューする動画などもあって、色々とアロマ事情を知ることもできます^^
Inner Sanctum Library
どんな人におすすめ?:
一つの精油を深く学び、資格コースでは学べない知識を得たい方
ナチュロパシックCE(Naturopathic CE)
ここではアロマだけでなく、様々な自然療法に関する単発の講義や講座を取ることができます。アロマセラピーを始め、メディカルハーブ、栄養学、ホメオパシー、トラウマ治療など、中にはお医者さんの方も講師として参加されており、自然療法に関する特定の物を学びたいときにとても便利です。
私が受けたのは、ティムさんのアロマセラピー化学の講座で、最もおすすめしたい“AromaChemistry”。実は彼のコースを購入したのは数年前なのですが、最近取り終えたんです。いつかやろうやろうと思っていて、つまらない化学は後回しで、、ということで随分後回しにしてしまったんですが、講義1回目を受けたときの感想は、集中力のない私でも続いた!ということ。それくらい楽しかったです。もっと早くやっておけば良かったです^^
もともと、パパス氏の講座を取っていたということもあり、そんなに内容は変わらないだろう、と思っていたのですね。当然、アロマケミストリーですから同じ内容もありましたが、同じことでもこんなに教え方が違うんだ、と思ったんですよ。
ティムさんは、化学初心者に分かりやすく、説明が上手だなと思いました。例えもすごく面白くて、本人も教えるのが楽しいんだろうな、と伝わる授業です。それで、本人も精油の使用者なので、効能なども良く知っています。ですので、もしアロマの化学を0から学びたい方は、ティムさんの授業がおすすめです。
AromaChemistry
どんな人におすすめ?:
精油の化学を楽しく基礎から学びたい方
ナチュラルリビングファミリー(Natural Living Family)
ここはエリックさんとサブリナさんのサイトで、学校ではないですが、オンライン教材とコミュニティーを提供しています。こちらのサイトで提供している無料ブログには、無料とは思えないほどの、濃い内容のナチュラルヘルスに関する記事があり、私もよく参考にさせていただいています。
オンライン教材ですが、このサイト上の “Master Class” というカテゴリーのことです。一つものを言うと、ちょっとサイトが分かりにくいと思います。色んな情報があって、どれが何?といった感じで、英語が母国語の方でもそう感じるはず。
とはいえ、ナチュラルヘルスが好きな方はどれも受けたくなるような、興味深い講座が数多くあるんです。例えば、精油のデータシートや動画のサブスク。あとはリーキーガット、乳がん、有害ケミカルなどの解説や対処法が詳しく学べる単発講座もあります。
この中で私のオススメは、“Essential Oils Club”。これは精油のプロフィール、科学的根拠のリサーチのまとめの宝庫ですね。
更に、エリックさんとサブリナさんがおすすめの精油の使い方やレシピのサンプルを紹介している動画。特定の症状に特化したアロマセラピーを含むホリスティックケアの動画など、自然なヘルスケアに興味がある方なら知りたいと思う、アロマだけでなく多方面の要素が科学的根拠付きで学べます。それでいて、Facebook限定コミュニティーに招待され、何でも質問し放題。
この内容をこの格安価格で提供しているのか。。と思うと、正直従来のアロマセラピースクール側はあまりよく思わないでしょうね^^; ただ、精油の使い方やブレンド、クラフト作製なんかは、やはり従来のアロマセラピーの講師の方が詳しいです。サブリナさんのレシピも素晴らしいですが、主にクッキングやキッチン周り、クリーニングに関するものは、新鮮でとても参考になります。サブスク型なので、好きなときに入って、いつでも辞められます。
最後に、もっと手軽に学びたいという方は、エリックさん、サブリナさんの書籍、The Healing Power of Essential Oils: Soothe Inflammation, Boost Mood, Prevent Autoimmunity, and Feel Great in Every Wayがおすすめですよ。
これは、自宅でできる自然なケアということで、簡単なレシピなんかはアンドレアさんの書籍に近いところはあります。この書籍の良いところは、ガンジダやダイエット、不妊など、特定の症状に関して、なぜその精油が良いのか?の根拠を示していること。
レシピやブレンドも良いですが、個人的には、なぜ?の部分がよく書かれているので、とても参考になりました。特に女性の方が気になりやすい、妊娠中、自宅出産や産後のケア、更年期などに関しては、詳しく体験談付きで解説してあってとても面白かったです。
Essential Oil Club
どんな人におすすめ?:
精油のプロフィールや科学的根拠のデータが欲しい方
自然なケア全般を学びたい方
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まとめ
いかがだったでしょうか?これからアロマを学習されたい方のヒントになれば幸いです。ここで紹介した講座は、アメリカ在住でなくても、世界中どこにいても受講可能です。ぜひご自身でも調べてみて、自分に合った素敵な先生を見つけてみてくださいね。